実は、私も経営者であり、逓増定期保険を使った節税をしています。しかし、一口に「逓増定期保険」と言っても、その種類は意外に多く、私が詳しく検討したものだけでも10を超えます。
当然、中には優劣や企業の資金繰りとの相性もあります。
このサイトでは、私自身が提案を受けて検討したものについて知った情報や同じ間違いをして欲しくないポイントをまとめています。
私自身が5年後に再度この対策を打つときのための備忘録的な意味もありますので、若干の乱文はご容赦下さい。
逓増定期保険のメリット
当然ですが、これは生命保険の一種です。ただし、本来の目的である死亡・病気・事故への保障ではなく、「節税」するための特殊な保険です。
どういったロジックで節税になるかと言えば、
●生命保険は経費です。(会社の行く末を守るため、経営者に万一のときにはその損失をカバーできるだけの保障が必要であるとの見解から)
↓
●では、生命保険に入ろう。でもできたら返戻金(満期時に戻ってくるお金)が多い方が良い。
↓それを追求すると・・・
●払い込み金額が少しでも全額近くが戻ってきて、かつ経費にできたら最高。
ということで、これに特化したものが逓増定期保険です。
当然ですが、税金は抑えられたら抑えられるほど助かります。
上場を目指しているのであれば別ですが、それ以外で税金を支払うことの意義というのは日本に豊かになってもらうという意図以外にはありません。
ですが、私も経営者なのでわかりますが、何も会社に貢献してくれない税務署に支払うよりも苦肉を共にした従業員への報酬や、会社が危機の際のストック、投資に使いたいのが本音ではないでしょうか?
それを叶えるための裏技が、逓増定期保険です。
計算としては、下記のようになります。
○某逓増定期保険を使ったパターン
払い込み保険料総額 5,000万円(3年合計)
満期時の返戻金 4,900万円(100万円のマイナス!)
全額経費(もしくは半額経費のテクニック使用でごにょごにょできる)
○逓増定期保険を使わなかったパターン
利益総額 5,000万円(3年合計)
法人税・所得税・健保etc 3,900万円(1,100万円のマイナス!)
●結論
3年間で1,000万円の節税!
1,000万円というのはスタッフ年収の2人~5人分に相当します。
あくまでも私の事例を元に算出していますが、もっともっと収益の大きな経営者はこの金額が3,000万円5,000万円の節税と増えるでしょうし、小さな規模であれば数百万円かも知れません。
しかし、数百万円がきちんと残るのであればこれは今感じている以上のメリットがあります。特に資金繰りに苦しんだ経験のある経営者ならわかると思います。(私含め)
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